麻酔科指導医新規申請について【2019年度以降に新規申請を行う方】
2019年度以降,専門医資格が日本専門医機構による認定となることに伴い,機構認定資格と学会認定資格の名称を区別するため指導医の名称が,麻酔科学会認定指導医に変更となります.
麻酔科学会認定指導医(以下指導医)は,「認定指導医に関する内規」に則って審査されます.手続きにあたり,下記要領に従って申請して下さい.申請方法はWeb申請となります.下記の申請要領に従い,指定のWeb画面に入力の上,書類提出,申請手続きを完了いただきますようお願いいたします.
申請要領
■申請資格
1) 認定医の資格取得後,申請までの間に満7年以上継続して麻酔科関連業務に専従しており,申請する年の会費を完納していること.以下に示すいずれかの資格を満たしていること.
(1)申請する年の5年前の4月1日から申請する年の3月31日までの間に,所定の学術集会参加実績(6単位)があること.ただし、4単位はこの法人主催の学術集会への参加とし,この法人の年次学術集会に1回以上出席して取得した単位を含むこと.
(2)申請する年の5年前の4月1日から申請する年の3月31日までの間に,所定の学術集会参加実績(4単位)および研究実績(3.5単位)があること.ただし,この法人の年次学術集会に1回以上出席して取得した単位を含むこと.
(3)申請する年の5年前の4月1日から申請する年の3月31日までに所定の学術集会への参加実績(4単位)および指導実績(500例以上)があること.ただし,この法人の年次学術集会に1回以上出席して取得した単位を含むこと.
(4)申請する年の5年前の4月1日から申請する年の3月31日までに所定の学術集会への参加実績(4単位)があり,本学会の名誉会員,施設長(大学学長,医学部長,病院長)またはこれに準ずる職責にあるもの.ただし,この法人の年次学術集会に1回以上出席して取得した単位を含むこと.
*注...専従とは以下に掲げる業務に週3日以上携わっていることをいい,業務に従事する施設は複数にわたることができます.ただし,基礎的研究にのみ従事している期間は除きます.
(1)周術期における麻酔管理に関する臨床または研究
(2)疼痛管理に関する臨床または研究
(3)集中治療部,救急施設等における重症患者の管理に関する臨床または研究
(4)中央手術部業務
※研究(国内・海外留学)に携わっている場合は,研究内容の説明(任意様式)・在籍証明書・研究業績(論文のコピー等)を提出してください.
☆施設長(大学学長,医学部長,病院長)またはこれに準ずる職責にあり,麻酔および麻酔管理業務の統括を行っているものは指導者としての実績を考慮し,上記麻酔科関連業務への専従規定を免除されます.
■申請の受付期間:毎年7月1日 ~ 8月31日
下記の申請方法に沿って申請を行い,申請書類を事務局へ送付して下さい.
■申請書類について
1) 麻酔科指導医新規認定申請提出必要書類送付書
2) 職務経歴書のコピー
・申請する年の5年前の4月1日から申請時現在に至る経歴の入力と,施設長の署名と公印の捺印が必要です.
・施設長が勤務当時と申請時現在で異なる場合は,申請時現在における当該施設の施設長の署名と公印の捺印で結構です.
・ご自身が施設長の場合は,自署の上,公印を捺印して下さい.
注)職務経歴書における公印の捺印は,全て施設の公印になります.
3) 麻酔経歴書のコピー
・申請する年の5年前の4月1日から申請時現在に至る経歴の入力と,麻酔科責任者の署名と捺印が必要です.
・麻酔科責任者が勤務当時と申請時現在で異なる場合は,申請時現在における当該施設の麻酔科責任者の署名と捺印で結構です.
・ご自身が麻酔科責任者の場合は,施設長の署名と捺印が必要です.
4) 臨床実績報告書5年分のコピー(各年度,各施設で作成したもの)
申請する年の5年前の4月1日から申請する年の3月31日までの実績を入力して下さい.
・臨床実績報告書には麻酔科責任者の署名が必要となります.ご自身が麻酔科責任者の場合は,自署して下さい.ただし,ご自身が麻酔科責任者であっても非常勤の場合は施設長の署名として下さい.ペインクリニックの場合は,1患者を1症例とします.集中治療の場合は,1患者の主な疾患の術後管理を1症例とします.
5) 指導医実績目録のコピー
・更新申請する年の5年前の4月1日から更新申請する年の3月31日までの実績を記載して下さい.
・指導医実績目録には実績証明書類のコピーを添付して提出して下さい.
*すべての提出書類の原本はお手元に保管しておいて下さい.
*職務経歴・麻酔経歴がない期間や麻酔科関連業務に専従できない期間がある場合,必ず申請者の署名・捺印による理由書を添付して下さい.理由書の様式は下記「関連書類:別紙① 職務経歴書 について」を参照して下さい.
■審査方法
原則として書類審査ですが,認定審査委員会が必要と判断したときには,実地審査をすることがあります.
■審査料
審査料は20,000円です.
Web申請画面の案内に沿って審査料を申請時に払い込んで下さい.クレジット決済またはコンビニ決済が選択できます.
既納の審査料は,いかなる理由があっても返還いたしません.
■申請書類の送付方法
任意の封筒をお使いいただき,必ず,『指導医新規申請用』と朱書きの上,原則として簡易書留もしくは宅配便で事務局宛にご送付下さい.送付先は下記「提出・問い合わせ先」としてください.審査に係る書類の不備について連絡を受けたにもかかわらず,特別の理由もなく一ヶ月以上経過した場合,審査を行わない場合があります.
■登録手続
認定通知は,原則として本会の会員情報に登録されているアドレス宛にメールでお知らせします.合格された場合には登録料の支払い方法をご案内しますので,Webから指導医登録料10,000円を審査結果通知後2週間以内にお支払い下さい.2週間後納付されなかった場合は合格を取り消します.クレジットまたはコンビニ決済が選択できます.既納の登録料はいかなる理由でも返還いたしましせん.
指導医登録料の払込を確認後,年度末に認定証を送付します.登録日は,翌年度4月1日となります.
実績目録と証明書について
1. 指導医実績目録
基準(1) 所定の学術集会参加実績6単位
内,4単位は日本麻酔科学会主催の学術集会への参加実績とし
日本麻酔科学会の年次学術集会に1回以上出席して取得した単位を含むこと.
残り2単位は,日本麻酔科学会主催の学術集会または、単位表に掲げる学術集会参加実績.
基準(2)(3)(4) 所定の学術集会参加実績4単位
内,日本麻酔科学会の年次学術集会に1回以上出席して取得した単位を含むこと.
2. 実績証明書類(コピーを送付のこと)
・学術集会への出席: 事務局でデータ確認いたしますので,参加証のコピー添付の必要はありません.
・学術集会への発表: 抄録
注)証明書類として抄録と学術集会の名称,回,会期が確認できるもの(抄録の表紙またはHP)を併せてご提出ください.
・学術出版物への発表:当該論文のコピーまたは別刷
注)証明書類として論文のコピーの場合,出版物の名称,発行日,号が確認できるものを併せてご提出ください.
※実績目録の番号〔1―(1),1―(2),2―(1),2―(2)...〕を右上に記載し,番号順に重ねて左上をホッチキスで留めて下さい.
※筆頭発表者以外の発表者の単位は、単位表に掲げる単位を筆頭発表者を含む発表者全員の数で割った数値(小数点以下第2位を四捨五入)とします.
■提出・問い合わせ先
〒 650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町1丁目5番2号
神戸キメックセンタービル3階
公益社団法人 日本麻酔科学会認定審査委員会
TEL 078-335-6078 FAX 078-306-5946
lastupdate20161212
